モザイクブログ/モザイコカンポ

モザイコカンポ = Mosaico(モザイク の)Campo(原っぱ)。
 
モザイク工房モザイコカンポ(練馬区富士見台駅より徒歩5分)が主宰するモザイク教室・ワークショップ等のご案内や、モザイクに関するお話、日々の雑記等など徒然なるままに書き記すブログです。
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ムラーノのムリーネ
Buona sera、こんばんは。
週末の夜、いかがお過ごしでしょうか?

すっかり秋らしくなってきましたね。
秋まきのハーブの成長が楽しい毎日です。

さて、今日はモザイクの材料のご紹介。
ヴェネツィア、ムラーノ島で作られているMurrine(ムリーネ)です。
長いガラス棒で、金太郎飴みたく、どこで切っても同じ柄。

ムリーネ

去年、イタリアで買ってきました:)
この写真のムリーネは、直径5mm前後。

ムリーネが初めて作られたのは4000年以上前と言われていますが、
(博物館の入り口近く、紀元前コーナーでムリーネのお皿など時々見かけます)
それからしばらく空白期間があり、復活したのは16世紀のヴェネツィア、ムラーノ島。
今はとっても複雑なお花模様や、蝶模様、アルファベットなんかもあります。
まさに職人技。


さて、今日は銀座の日曜教室初日。
この10月から新設された、できたてほやほやのクラスなんです。
(土曜教室は今まで通り開講中です)
日曜日の銀座、ちょっとわくわくしますね。


それでは良い夜をお過ごしください。Buona notte.

| モザイクの素材/大理石など | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
大理石採掘場模型 Cave di Marmo
Buon giorno.
おはようございます。

いかがお過ごしでしょうか。
夏の日差しが戻ってきましたね。朝日が気持ち良いです。


先日お伺いした関ヶ原の大理石屋さんで、
大理石採掘場/Cave di Marmoの模型を見せて頂きました。

すごく精巧に出来ていて、ずーっと眺めていたい。
こんなバージョンのドールハウスやレゴがあっても良いのでは。

大理石採掘

大理石採掘

大理石採掘

石工さんが大理石を成形してます。
石工さん

私もお世話になってる石工道具たち。
石工道具


もちろん現在は機械でどんどんどんどん切り出していますが、
昔は人の力で、知恵絞って、それを伝承して大理石を手に入れていたんですね。


世界中の色んな国の色んな採掘場からやってきた色んな大理石。
大理石

「土地の記憶」を使ってモザイクは出来るのだなあ...としみじみ。


大理石

この、Botticinoという大理石は(授業でも定番の石ですね)Botticinoというコムーネで採掘されているのですが、町には大理石博物館があります。

ボッティチーノの大理石博物館

また、ミケランジェロをはじめ、多くの彫刻家が愛した白大理石、ビアンコ・カッラーラ。
この大理石もCarraraというコムーネ産。こちらにも博物館。

カッラーラの大理石博物館

いつか行ってみたいものです。
いつか行ってみたい所が多すぎます。


それでは良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!!

| モザイクの素材/大理石など | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
やさしいタイル
Buona sera.
こんばんは。


いかがお過ごしでしょうか。
春のような日差しだったかと思えば、寒風がふいたりして
体調管理が難しいですね。
どうぞお体ご自愛くださいませ。


さてさて。
先日、名古屋モザイクさんにお伺いして色々とお話を。
その際に見せてもらったタイルが美しくて!
サンプルをいただいちゃいました。

タイル

イタリアから輸入されたものだそうです。
素敵な優しい色合い...ぜひモザイクに生かしたいものです。


明日は今日よりも寒くなるとのこと。
今夜から冷えるようです。どうぞ暖かくしてお過ごしください。


良い夜を。
Buona serata!



| モザイクの素材/大理石など | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
ズマルト
Buon giorno.
こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?
先ほど靴下をはこうとして足をつってしまいました。
本格的にストレッチやヨガの習慣を身につけなければならないようです。

さて、ズマルトです。

ズマルト

ズマルトとはSilica(二酸化ケイ素)とFondenti(シリカの溶解を助ける化学物質)と、
Ossidi metallidと呼ばれる着色性の強い金属性酸化物(コバルトなど)を溶鉱炉で溶かし混ぜたものです。(Takako Hirai調べ)

簡単に言うと、モザイク用に特化した着色ガラス素材です。
とても高価な素材で主にヴェネツィアのガラス職人が昔ながらの技法で作っています。

そのズマルト工房に行った事があります。

ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅からほど近い、
迷路のような路地の奥に小さなPorta(ドア)が一つ。
古い塀は高くそびえ、中をうかがい知る事は出来ません。
そこだけ近代的なインターホンを押し、予約したモザイク工房名を告げ、
ドアを開けてもらいます。
一歩中に踏み込むと、もうそこは別世界!
緑萌える庭の奥には近代的なオフィスに高級スーツのマネージャー、
一方で中世から変わってないのではと思わせる雰囲気たっぷりの工房に倉庫。
肌寒い時期にも関わらず沢山の職人さんたちが、
半袖オーバーオール姿で行き交っていました。
今思い返せば宮崎アニメっぽかったかも知れませんねー。

さて、そんなズマルト。
写真を見て頂くと分かるように、制作する際、同じ色でも幾種類かの色を混ぜます。
こうすると表現にぐっと深みが出ます。
また、ズマルトは床面ではなく壁面に使用する頻度が多いですし、
光の反射を計算に入れてテッセラの設置角度を調節すると、
さらに色んな色が出現します。
制作中だけでなく完成後も光の角度や強さによって全然違う表情になります。
朝と夜、夏と冬、近くで見つめるか遠くから眺めるか...
無数の出会いがあると言えるのかもしれませんね。

色んな意味でモザイクとはゆったりと流れる時間の中で、
生活の中にとけ込める、そしてずっと味わえる、そんな技法だと思っています。


良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!
| モザイクの素材/大理石など | 11:40 | comments(4) | trackbacks(0) |
欠片からテッセラへ
Buona sera.
こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。
表からウルトラマンの時間切れ効果音がエンドレスで聞こえてきてます。
一体何が起きているのでしょうか。地球は大丈夫でしょうか。


さて、こちらは銀座用の素材たち(の一部)、です。

モザイクの素材

ズマルト(色付きのモザイク用ガラス)は色んな色をミックスした状態なので、
微妙なグラデーションも楽しんで頂けると思います。
大理石もピンク系、赤系、ベージュ系、白系、黄色系、グレー系、黒...色々取り揃えました。
川の石なんかもご用意してますよ。ザ・アースカラー。
当日までにはあと数種類の大理石とズマルトをカットしておこうと思います。
金や銀のガラスも少しですがご提供できるかと思いますので、
アクセントにお使いください。

塊の状態から上の写真のサイズまでには意外と長い道のりがあったり。

ここまで下準備しておくと、教室ではテナーリアと呼ばれる道具で
受講生の皆さまがそれぞれお好みのサイズにカットしてしただけます。

モザイクに用いられる大理石やズマルトの小片をTessera=テッセラと呼びます。
上の写真の大理石やズマルトは、まだただの欠片です。
皆さまの手でカットされて、皆さまの作品の一部になるときはじめて、
テッセラになるんだと思います。
是非、テッセラをたくさん作ってくださいね。

既成の素材より、ご自分で手を加えた素材を使われる方が、
完成した作品に対してきっと愛着を持っていただけるんじゃないでしょうか。


銀座のコースではタイルモザイクとはちょっと違う、
温もりのある伝統的なイタリアンモザイクの技法と素材を使って、
オリジナリティ溢れるインテリアグッズを作っていただこうと思っております。


銀座モザイクコースに関するお問い合わせ、お申し込みは、

モード館5F / エコールプランタン  03-3567-7235 (直通)
受付時間 日・月 / 11:00〜19:30 火・土 / 11:00〜20:30
〒104-0061 東京都中央区銀座3-2-1 プランタン銀座モード館5F

| モザイクの素材/大理石など | 18:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
大理石とワイン
Buon giorno!
こんにちは!
関東地方は晴れてますね。九州は雨模様みたいですが。

今日は朝から大理石塊と格闘し、ようやく一段落。
おなかぺこぺこです。

石の目に逆らわずに大人しく従うと、
女子でもけっこう良い勝負ができるものです。
目を見つけるには、じっくり観察+推測。
見切り発車でハンマーを振り下ろしても、例えば北イタリアの硬い緑なんて、
うんともすんともいってくれません...
あれ?北イタリア人の気質に似ている...かも?

そうそう、先日、イタリアの地図を眺めていてふと気付いたのですが、
大理石の産地とワインの産地って、重複もしくは隣接している場合がとても多いのです。
ピエモンテしかり、トスカーナしかり、プーリアしかり...
具体例を挙げますと、Vinitalyという大きなワイン見本市が行われるヴェローナは非常にワイン生産高が高い地域にありますが、
同時にそこはRosso Verona等の大理石産地としてとっても名高い地域なんです。
(Rosso VeronaはプランタンでのコースでKさんがハートの壁掛けに使ってくださっている赤大理石です。割った時に現れる色みや紋様がバラエティ豊かな、とても魅力的な石です。2月9日の教室レポ

どうやら石灰岩(大理石は結晶質石灰岩です)の土壌とワインには深い関係があるようです。
確かに土壌のミネラル分は植物に大きく影響しますものね。

...ということは、近年になって大理石を多く輸出している中国でも
美味しいワイン生産が可能ってことになるのでしょうか。うーむ、面白いなあ。

それでは、良い一日を!
Buon giorno e Buona sera!!!
| モザイクの素材/大理石など | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
ネロマルキーナのご到着
こんにちは!
朝、目を覚ますと、窓の向こうが薄暗いのに白い...妙に静か...
なんだ?と思ってカーテンを開けると雪でした!
人生で数えるほどしか雪景色を見た事が無いので、
自分でも驚くほど動揺してしまいました。

みなさま、足元にはくれぐれもご注意を。


そんな雪の中、エレベーター無し三階の部屋まで
次々と運送業者さんが荷物をもって来て下さいました。
よりにもよってこんな日に...申し訳ない。

送られてきたのは、
清水!とばかりに買ったセメントや、石運び用のキャリーバッグ、
そして、大理石です。


黒大理石




渇望していた黒色大理石、スペイン産ネロマルキーナ!
しかも55センチ×30センチ×3.5センチの大物です。
これだけで11キロ。
嬉しくてリンゴを乗せてみました。

ネロマルキーナには白い模様が入っています。
気象衛星から見た雲みたいなその白い部分からは、
よく、ポコっと太古の葉っぱや巻貝が顔を出します。化石です。
彼らも、まさか21世紀の日本で再び空気に触れるとは思わなかったでしょうね。
こういう出会いも天然大理石ならではの楽しみ!

モザイコアンティーコ(伝統的なモザイク)、
特にローマ風モザイクを作る場合は、
黒大理石は絶対必要な素材です。
でも、日本では白系大理石に比べて入手が困難なので、
手に入って本当にありがたい。
これを使って、生徒さん達とご一緒にローマ風モザイコアンティーコを
つくりたいと思います。楽しみ!


さて、問題は、これを割る場所。

ある程度の小さい欠片に割り揃えて、
生徒さんたちが快適に作業できる状態にしなければなりません。

さすがにこれほどの大物を割って切って、となると、
私の小さなアトリエでは完全に力不足。

近いうちに、キャリーバッグに大理石とタガネと、
モザイク専用の石工道具、マルテリーナとタリオーロを詰め込んで、
人里離れたご迷惑にならない場所を探す旅に出なければなりません。

きょろきょろと挙動不審になるのは確実だし、
とんだ珍道中になる予感がヒシヒシと...
またご報告いたしますね(笑)


それでは、良い一日をお過ごしください!
Buona giornata!



| モザイクの素材/大理石など | 13:05 | comments(0) | trackbacks(1) |
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