Buon giorno。
おはようございます。
昨日の夕方は、台風一過、素晴らしい夕日が見れました。
みなさまの所はいかがだったでしょうか?
さて、今日はモザイクと関係ない話。
昨日のブログ記事の為に、昨年冬のイタリア旅写真を見返していて、
みつけた写真達をご紹介します。
テーマは自転車止め。
え、なぜ?と思われるかもしれないのですが...なぜなら好きだからです。
平野で、しかも車禁止ゾーンが多いラヴェンナ中心部では自転車がみんなの足。
旅行者用のレンタル自転車もたくさんあるので(黄色い自転車)、
ぜひ町の観光案内所へ。小さいサイズの町だから、自転車はほんと便利。
たくさんの人が利用しているからこそ、ルールはより大事です。
自転車を止めるならば、自転車止めがあるところで。
これは国立博物館、サン・ヴィターレやガッラ・プラチディアへの入り口付近の自転車止め。
車輪をひっかける部分は三角形。錆びて、やや曲がって、いい味が出ています。
国立博物館入り口前にはgruppo mosaicistiという歴史あるモザイク工房があるので、
訪ねる時はここに止めておりました。
こちらは...図書館の前あたりです。
一気に記憶がおぼろげになってまいりましたが、とにかく一番多いタイプの自転車止め。
先ほどのシャビーな自転車止めを追い落とし、世代交代をしただけの完成度を感じさせます。
両サイドに石の重しがあって支えてくれているので、どっしり安定。しかも省スペース。
そして最後にご紹介したいのが、勝手に「どら焼きタイプ」と読んでいる自転車止め。
場所は...ダンテの墓の近くだったか...違ったか...
とにかく、この「どら焼きタイプ」、個性的な形状、独立感、使用スペースの広さ、
それに石畳との親和性などがあいまって、ただ自転車を止める、という行為をスペシャルなものにしてくれる、まさに夢の自転車止め。
よっこらしょと、このどら焼きにはさむたびに、オンリーワンな自分を感じます。
たかが自転車止め、されど自転車止め。
景観保護と、市民の生活の便。どちらにも妥協していない自転車自治体の心意気を感じます。
きっと北欧やオランダ、パリなんかにも素敵な自転車止めがあるのでしょうね〜
いつか見てみたいものです。
☆
今日は等々力教室。
嵐の後の、生き生きとした(希望)植物達に囲まれて石を割ってきます。
それでは良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!