モザイクブログ/モザイコカンポ

モザイコカンポ = Mosaico(モザイク の)Campo(原っぱ)。
 
モザイク工房モザイコカンポ(練馬区富士見台駅より徒歩5分)が主宰するモザイク教室・ワークショップ等のご案内や、モザイクに関するお話、日々の雑記等など徒然なるままに書き記すブログです。
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ラヴェンナの色んな顔
Buon giorno.
こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

今朝もグラリと揺れましたね。
どうか地球には少し落ち着いてもらいたいです。

さて、ラヴェンナの湿地帯からの景色。

umitosora

右下にちょこっと見える赤いものは、
天然ガスの採掘現場、です。

ラヴェンナの湿地帯はイタリア最大の川、ポー川が育んだ多様な動植物の生息地です。
しかし一時期この湿地帯は50年代から急速に発展した石油化学工業や、
近代化した大規模農業(化学肥料等)によっての環境汚染でその存続が危ぶまれました。
また天然ガスの採掘によって地盤が沈下し、湿地帯に海水が侵入、
貴重な生態系を保つ大事な要素である松林が枯れる、といった被害も。

この状況をラヴェンナは深刻にとらえ、
現在は開発した農地や工業地を出来るだけ無理のないカタチで
自然に復元するというプロジェクトを進めています。
一度拓いたものを元に戻すのは並大抵の苦労ではないと思います。
しかし長期的に、私たちの子供達、その子供達...と考えたら、
それはとっても価値のある取り組みなんだろうと思います。

現在は随分と復元し、貴重な植物を見るため、
また野鳥や渡り鳥の飛来地としてイギリスや北欧からも
バードウォッチングをしに観光客が多く訪れるようになったようです。

事実、私の住んでいたアパートに併設されたB&Bには、
ドイツからバードウォッチングをしにきた老夫婦も一時期滞在していました。
一方で、その数週間後にはイギリス大手のエネルギー会社のエンジニアも。
彼らと話して、モザイクでしか知らなかったラヴェンナの色んな顔を垣間見、
「知ったか」な自分に赤面したのをよく覚えています。


この湿地帯に遊びに行った時、偶然、一人の老人と出会いました。
電気もガスも水道も通っていない松林の中の小屋で、
愛犬と一緒に晴耕雨読の生活を送ってるのだそうです。

方言ぎっしりの彼の言葉を理解するのは私には難易度が高く、
友人達と彼が話しているのを横で想像力全開で聞いていたので確かではないのですが、
どうやら晴耕、といっても松林の中で自生しているアスパラガスを収穫したり、
海で海産物を採取したり、と「耕す」といった感じではないようでした。

小屋の屋根には雨水を貯めるタンク、窓越しにチラチラとロウソクの火...

なんだ、これは...と。
これはかなりのカルチャーショックでした。
インターネットに常時接続出来ない事に対してイライラしていた時期だったので、特に。

地理的な意味だけではなく、「世界」は広いなあ...


それでは良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!
| モザイクの街、ラヴェンナ | 12:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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